希願花 (きがんか)ビーズ物語

海外で悠久の歴史と根強い人気のビーズ織の魅力の虜となった私が、自身の作品を主に紹介してまいります。

コスモスを楽しむ♪ by 希願花 きがんか

 

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きがんか 希願花 KIGANKA  ですっ♪

 

今回のポイントは、リフォームでもあります。

 

じっくり見ると、わかっちゃって、はずかしいのですが、ワッペン型のブローチの絵柄は、失敗してしまいました。

 

失敗?と言いますか。刺繍を図案にするのですが、ビーズをスクエアに積むか、ブリック・ステッチに積むかで、図柄が、時に、醜くゆがんでしまいます。

 

歪まない時もあるのですが、この作品は、かなり歪んでしまいました。でも、絵柄が失敗しているだけで、きれいに編み上がっております。

 

そこで、図柄を隠すように、お花を留め付けたところ、いい感じのブローチになりました。まあ、多少、難有ですが、申し分ない出来上がりです。

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本当に、こういう作品は、純粋無垢な、穢れの無い天使の様な心で編まないと、作れるものではありません。

現実に、我に返って、日常の生活のあれ、これを思いながらなど、できない、できない。

ファンタジーな心で、製作しております。

悪い人の手に、私の作品を渡したくないですねぇ。本当に。

 

そういう意味でも、本当に、希少価値な作品です。

 

大昔、大昔、ヨーロッパ貴族が、愛娘の嫁入り仕度の衣装の製作を修道院の聖女達に委ねていたというのも、そういう考えからです。

不純な者が触れていない衣装を愛する娘に着せたい。

 

そんな精神、私には、よくわかります。

そして、私のビーズ作家名、私の作品が、『希願花 きがんか』なのも、似たような思いからです。

 

さだまさし さんの歌の歌詞に、「運がいいとか、悪いとか、人は時々、口にするけど。そういう事って、確かにあると。あなたを見ていて、そう思う。」とあります。

 

私は、虐め、いじめ体験が、ものすごいのです。いろいろと努力したり、自己啓発も頑張りましたが、どうやら、これは、運命なのかもしれません。

 

私は、たくさんの人間のどす黒い、心の闇を見てきて、思ったんです。

 

現実が、どす黒く、醜いのであれば、私は、ファンタジーの世界を手芸で作ってみたいと。

そして、私のファンタジーの世界では、夢、希望、願い、幸せ等、心温かいことしか存在しないものにしようと心にきめたのです。

 

だから、本当に、私の熱量の高い思い込みだけですが、私の作品は、正真正銘、清らかで、美しいのです。本当なんですよ。ふふふ。

 

いっつも、いっつも、願いながら編んでいます。

 

世の中から、人に悪をもたらす人がいなくなりますようにと。

 

祈りの中から、生まれる花が、『希願花 きがんか』なのです。

 

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by きがんか 希願花 KIGANKA (私のビーズ作家名です。よろしくね。)