希願花 (きがんか)ビーズ物語

海外で悠久の歴史と根強い人気のビーズ織の魅力の虜となった私が、自身の作品を主に紹介してまいります。

好意を持たれる基準。反感を買う基準。不可思議現象~

私ほど、好意と反感を両極端に持たれる人はいないと感じます。

中間がない!どっちでもないというのが、一般的なのに!私は、常に、どちらか一方でした。


外見の印象が、一番の原因になりますね。


実は、私。実物の実際の素材自体は、ごく普通なのに、馬子にも衣装、髪形。洋服や、髪型をきちんとするだけで、異常に映えるタイプなのです。美人じゃないのに、なんか、それっぽく、見えやすいというお得な人でした。
身長も155cmしかないのに、160センチ以上あると思われていました!なぜかは、わからない!不思議!

現在は、病気のため、浮腫みが酷いし、脱毛が酷いし、化学物質過敏症で、お化粧ができないし。
外見は、ひどいありさまなんですが。。。。健康だったころは、そのような効率のよい人でした。

また、性格は、異常におとなしく、異常に我慢強い。異常なまでに温厚。

こういう人間は、好きか、嫌いかが、両極端になるんですねえ。


一番、人間の業というか、不思議な現象だなと痛感したのは。。。。数百円~2,3千円程度の商品を主流に接客していた頃は、「いらっしゃいませ」しか言っていないのに、クレームの嵐!という経験をしました。とにかく、お客様に反感を持たれました。そして、私は、自分という人間の価値に苦しみました。

ところが、単価が、平均3万円~5万円。高い時で、10万円程度の商品を主流に接客していた頃は、ただお辞儀しただけでも、「あの人に接客してもらいたい!」といつも、お客様から指名を受けました。

そして、私は、自分と言う人間の価値観に悩む必要はないんだなと感じました。

そして、人間が、他者を好んだり、好まなかったりする基準の奇妙さに、驚かされました。

たぶん、とても誠実で、熱心で、この人なら、信用できる、安心だということで、高額商品の接客は受けがよかったと思います。

数百円程度の商品に、そんなに重い人間性はいらず、かえって、嫌味にとられたのではないかと。。。違うかもね。とにかく、お安い商品を売るには、ワハハ本舗の女優さんみたいな人が良いのだと思うのです。お笑い系のキャラの人がいいのよね。私は、超真面目で、きちんとしているから、低価格商品のお客様達には、それが、ものすごい嫌味に感じたようでした。

でも、そんなことくらいのことで、真面目で誠実な社員に、無実なのに、クレームの嵐という反響で、私は、切なかったです。会社にもいずらかったよ~。